• ゲームタイトル
  • 螺旋回廊2

  • ブランド
  • ruf

  • 属性
  • 陵辱、グロ、サスペンス

  • 評価
  • 85点

  • 最終更新日
  • 2007/7/3

    旅行に行ったはずの妹の陵辱ビデオが主人公に届くという非常にショッキングな所から始まる、エデンの第二の物語。基本的には前作の「螺旋回廊」と同じく主人公の周りの人間が監禁、陵辱の限りを尽くされます。今回もマルチアングルは健在で、主に主人公二人の視点から物語が描かれます。本作は前作と比べかなりサスペンス色がかなり強く、前はエデンのなすがままでしたが、今回は反撃があるので普通に燃えます。ただその分、エデンの底知れなさとか前作で饐えた雰囲気を出していたものがことごとく弱くなっていて、ちょっと毛色が違う感じです。因みに「2」の冠をなしているとおり、微妙に前作に登場したキャラが出てきたりもします。


    原画は引き続き「南風麗魔」で、かなり仕上がりは良くなっています。枚数は差分無しで87枚。もうちょっと欲しい感じですね。音楽はテーマソング「satirize」は活劇的な印象すらある本作に非常に合っていて良い感じ。まあやっぱりI'veサウンドなんですけどね。システムは問題無し。さすがにイベント回想はついていますが、CG付きにして欲しいところ。アージュ作品全般に言える事なんですけどね。


    シュチュは前作と比べてもかなりえげつなさが増していて薬漬けはまあ当たり前、例えば、裸で時計台に貼り付け、抜歯フェラ、四肢切断、獣姦などかなりのバリエーションに富んでいます。ただ調教過程を丁寧に描いた前作とは対照的に、調教前と後の落差をいきなりみせつけて、驚かすタイプに変わっていますので、まあインモラルさには欠けてしまうかと。エデンはただの売春組織化してますし、ローシュタインのようなオカルトも無し。主人公もそこまで暗い影を持っていません。で、作中では神無木頼子の立ち回りでそこら辺を補おうとしていますが、若干役不足かと。


    まとめます。前作の足りない部分、エデンに対するカタルシスや、一発のインパクト、エンタメ性などを補強した純然たる後継作。エロティックさには欠けますが、エンタメ度はかなり高いので普通に楽しめます。復刻版のパックだと両方体験できるので非常にバランスが良いかと。


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