• ゲームタイトル
  • マブラヴ

  • ブランド
  • age

  • 属性
  • 萌え、シナリオ

  • 評価
  • 75点

  • 最終更新日
  • 2007/4/19

    平凡な学生をしていた主人公の下へ、財閥の令嬢がいきなり押しかけてくる。で、クラスメイトとか幼馴染との関係が微妙に変わっていくという内容の『エキストラ編』。主人公、武がいきなり並行世界に飛ばされ、宇宙人との戦争に巻き込まれる『アンリミテッド編』の二編に分かれています。位置づけて言うと『エキストラ編』が名前の通りファンディスク的な立ち位置で、『アンリミ編』が本編ですかね。プレイさせる順番が普通と逆ですが結構良い味を出してます。両編ともそーとーボリュームがあります。


    原画は「Bou」で、髪の毛が硬そうなのが気になりますが、良い感じ。枚数もSD絵が多いものの、かなり多い。ただエロはキャラにつき精々2シーン程しかないので薄い感じです。システムはアージュでお馴染みのrUGP。『君が望む永遠』から比べるとグリグリ動きますが、紙芝居の域を出ない感じで人によってはチープに感じるかも知れませんね。


    『エキストラ編』はこれでもかと言うくらいのギャルゲ王道をテンションだけで進めいていくので、醒めると楽しめない感じ。メインの純夏、冥夜が殆ど同じシナリオだったのはどうかなと思いましたね。殆ど既読スキップです。で、その2キャラを攻略するとプレイできるようになる『アンリミテッド編』。こちらは主人公の成長物語で、かなりシリアスな感じ。前半と違って燃える箇所もあります。伏線もかなりありますが、回収されずにエンドを向えます。有名な延期三年した『オルタネイティヴ』に続くわけですね。ファンディスク的なものから先にやらせ、キャラに愛着を持たせると言う方法は意外と効いていて『エキストラ編』と『アンリミ編』のキャラのギャップが面白い感じです。『オルタネイティヴ』にもかなり影響していますね。


    まとめます。ボリューム満点の作品。相当な野心作ですが、力技なギャルゲ王道要素を耐えられる力がないとキツイ感じです。やらないと後半の『アンリミ編』が色々と面白さが減ってしまいまうので悩ましいところ。色々と話題作だった『オルタネイティヴ』は結構面白いのでやって損は無い感じです。


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