• ゲームタイトル
  • もうすぐ夏休み!

  • ブランド
  • コンプリーツ

  • 属性
  • 抜き

  • 評価
  • 65点

  • 最終更新日
  • 2007/4/17

    ある日、幼馴染を探しに屋上に行ったら幼馴染のクラスメイトたちが乱交していた、という奇想天外なストーリー。当然幼馴染も参加してます。主人公の隣のクラスはセックスを通してクラスのコミュニュケーションをはかっていると言う設定らしくかなりの力技な感じ。年齢は絵を見て察してください。なんでモラルとかも殆ど無くエロさは皆無です。『もうすぐ夏休み!』は『野外学習』の続編ですが、未プレイでも大丈夫な感じでした。むしろ『野外学習』をプレイしているとメインキャラの性格がありえない程変わっているのでとまどうと思いますね。


    原画は「まめ」で、アニメ的で悪くは無いです。イベント絵は差分を含めて数は100枚程。システム、音楽は共に古臭い感じ。システムは使いづらい上にレスポンスが悪く重いです。音楽は単調ですが、雰囲気とあっていてなんだか許せてしまいます。


    背景と立ち絵がちぐはぐで、立ち絵も二種類のみ。テキストも短い内容に係わらず使い回しがあるなどの手抜き感が見え隠れします。内容は、朝起きる→学校に行く→放課後になる→Hする→布団の中で一日を振り返るのループが最後まで続きます。まあ普通は冗長で最後までプレイできないんですが、小学生の頃も思えばこんなルーチンワークだったなとか思い返すと、なんだか妙に感慨深い気もしましたね。BGMは馬鹿に明るい曲で単調。季節が夏なのと相まって脳が蕩けそうですし、作中でも就業チャイムのSEが飛ばせなかったりするのも哀愁誘うというか。そう言えば就業チャイムは長く感じたなぁと。そういう意味では興味深い作品でした。変なリアリティがあります。


    まとめます。チープだけれども憎めない作品。エロがメインですが、如何せんキャラが幼すぎるので背徳感が薄いのはエロゲとしてどうかなと。逆にロリに手を出して罪悪感を感じないと言うのはある意味長所かもしれませんけど、これでフルプライス近いというのはキツイですね。


    『コンプリーツ』作のレビュー

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